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レコーディング
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拙い演奏ですが、自演のmp3配信はネット上のギタリストの名刺交換、敢えてアップしてあります。ご意見、ご感想など、聞かせていただければ幸いです。好意的な意見だけでなく、建設的な批判のコメントも歓迎いたします。でも、建設的なやつ・・・・ですよ、念のため。
2009年3月21日 (ギャリー・ライアン 、大西部の風景より、ロンド・ロデオ) 昨年の10月以来、なんと5ヶ月ぶりの録音です。覚えている人も少ないと思いますが、「芸の幅を広げる」シリーズ、第三弾で、お題は、前回の続きで、ギャリー・ライアンの「大西部の風景より」から、第五曲「ロンド・ロデオ」です。副題にはホーダウン(Hoedown)とあります。ホーダウンというのは、映画の西部劇のお祭り騒ぎのシーンになれば、必ずかかるにぎやかなダンス音楽です。この曲、聴いてみればおわかりになると思いますが、なんとなくどこかで聴いたことのあるような、ないような・・・ そうです。これは、アーロン・コープランドのオーケストラのための組曲「ロデオ」の終曲、「ホーダウン」のパクリなんです。ギャリー本人も、はっきりそう言っています。まあ、ギター曲として、とてもよくまとまっているので、多少のアイデアの借用も許されるかな、と思いますけれど。前回にアップした「平原を越えて」と続けて聴いてみると、なんともステレオタイプなアメリカというイメージで、聴いているほうが恥ずかしくなって来そうですね。こういう曲は、イギリス人のギャリーが、冷やかし半分に、外からアメリカを見るから書ける曲で、ちょっとインテリのアメリカ人、たとえばアンドリュー・ヨークなんかには、気恥ずかしくて、絶対書けません。彼は、やっぱり「三千院」なんですね。「ホーダウン」じゃなくって。 最後に少しだけ「芸の幅を広げる」話を。以前にも書いたことがあると思いますが、メカニックの不備は、さておいて、私の演奏の最大の欠点は、だらだらと起伏なく、モノトーンに終始しがちなことだと、認識しています。もっと大きく、色彩感豊かな表現をしなくちゃいけない。というわけで、自分の演奏に欠けている要素を、無理やり曲のほうから借りてこよう。その過程で、そういう要素を自分の演奏に自然に取り込んでゆこう。というのが、「芸の幅を広げる」シリーズのねらいであります・・・ちょっと堅い話ですが。たとえば、トミーのアンジェリーナには、クラシックの曲にはないノリの要素がありました。「ロンド・ロデオ」の場合は、なんといっても、ダイナミックなリズムと特殊奏法の山ですね。どちらも、うまくこなすには、脱力がポイントになりますので、良い訓練になりました。それにしても、いろいろな音の出てくる曲です。バンジョーあり、ホンキートンクピアノあり、カウボーイの靴音、豚の鳴き声やバーのスイングドアの開く音まで聞こえます・・・うーん、聞こえたかな・・・。 ところで、「芸の幅を広げる」シリーズは、とりあえず、今回で最終回です。(好評の場合は、気を良くして、継続するかもしれませんが)次回からは、8弦ギターによるヴァイスの予定です。
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