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メカニック研究
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1.アウェアネス(ストレスの知覚) ここでは脱力のことについて書きます。まず、ギタリスト、ジェイミー・アンドレアスのギターエッセイから、少し長くなりますが、引用・訳出してみたいと思います。 キャシーの場合 キャシーが私のところへ習いに来たとき、彼女はギターを練習し始めて二年ほど経っていたが、ニ、三人先生をかわったのに、ちっとも上手くなれないでいた。彼女はいくつかのコードを何とか押さえることは出来たが、彼女が弾き語りをするのに間に合うくらいのスピードでコードチェンジをしようと試みるのを見るのは、私にとっても彼女にとっても辛いことだった。彼女のケースは、ギターの演奏と練習法のメカニズムをごく初歩の段階から理解していないと、どんなにひどいことになるかを示す良い例だ。彼女が左手をネックのほうへ持ち上げ始めたとたんに、彼女の左肩カチカチに緊張してしまった。私は、まず、これをキャシーに分からせなければならなかった。左肩の緊張につられて、彼女の腕全体が指の先まで力みきっていた。彼女が最初のコードを押さえようとすると、指はさらにいっそう緊張して、適当な間隔で開いているのではなくて、お互いに寄りかかって団子になってしまった。この指の力みは直ちに腕のほかの部分にも影響を及ぼして、肩と腕の大きな筋肉群を緊張させた。この一連の連鎖反応がキャシーに大変な「困難」を作り出していたが、彼女はGのコードを押さえるのに「これが普通」だと思っていたのだ。 これを読んで皆さんはどうお考えでしょうか。キャシーのことを気の毒な初心者だと笑うのは簡単ですが、私にはこの話に「脱力」に関する本質的な問題が隠されていると思います。その問題とは「いかに脱力するか」以前に、実は自分の力みを自覚するのは非常に難しいということです。カヴァティーナやロボスのエテュード一番のセーハ。私たちは、セーハをするときは「これが普通」だと思って、実は必要以上に力んでいないでしょうか。魔笛の第1変奏に現れる速いスラー。あなたの力加減は「普通」でしょうか? 以下つづく (さらに、自分の演奏の中に「力み」を探す方法について書いてみたいと思います) |
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